コラム
慈光苑|佐賀のペット火葬 お寺供養のペット葬儀・霊園
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〒840-0047佐賀県佐賀市与賀町75-1
受付時間:午前6時〜午後10時まで
火葬の時間:午前7時~午後5時
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大切な家族であるペットちゃんを見送る瞬間──。
「きれいに送ってあげたい」「好きだったお花を添えてあげたい」という、深い愛情があると思います。
ですが、同時に「この花は火葬していいの?」「棺に入れる花の量は?」「入れてダメなものはあるの?」という不安も大きいはずです。
この記事では、佐賀市にある賀昌院内「慈光苑」が、棺に入れていい花やダメな花のほか、棺に入れる花の量、入れ方、おすすめの種類などを専門的な観点から分かりやすくまとめています。
はじめての方でも迷わず準備でき、ペットちゃんに後悔のないお別れをしていただける内容です。
上記内容を含めて、ペット火葬・ペット葬儀に関するご不明な点やご不安なことがございましたら、どのようなことでもお気軽にご相談ください。全力でサポートさせていただきます。

火葬前の安置の時間は、飼い主様がペットちゃんと過ごす「最期のひととき」です。
そこに添える花には、悲しみを和らげ、旅立ちを見守る大切な役割があります。
ネットの記事にはさまざまな意見があり、初めての方ほど混乱しがちです。 特に以下の点で迷いが生じます。
このあと、実際の火葬の現場目線で「OK・NG」を明確にお伝えします。

ここでは、ペット火葬・ペット霊園施設としての知見を踏まえ、安全性の観点から必ず押さえておきたい基本ルールを解説します。
棺に入れる花は、生花が最も適しています。理由は以下の通りです。
逆に造花は燃えやすく、火葬中の炎が強まることがあり、多くの火葬場で禁止されています。
白・クリーム・淡いピンクは、以下の理由で最も選ばれています。
<なぜ濃い色の花や赤色は避けるべき?(お骨への影響)>
「大好きだった赤いバラを入れてあげたい」など、濃い色の花を選びたいと思われる方も多いでしょう。ですが、濃い赤や青、紫などの色素は、火葬の熱によってお骨に「色」として付着してしまうことがあります。
真っ白で綺麗なお骨がピンクや青に染まってしまうと、「何か病気だったのかな?」と後悔されたり、気になさる飼い主様も少なくありません。
もし、どうしても濃い色の花を入れたい場合は、お顔周りやお骨の中心部を避け、足元や棺の隅の方に少しだけ添えるといった工夫をおすすめします。
咲ききった花のほうが「美しく華やかに見える」「火葬後に溶け残りが少ない」 という点で安心です。
また、蕾は火葬中に水分が急に飛んで破裂する場合があるため、避ける施設もあります。
弊苑では、棺に入れるお花の量に制限を設けておりません。
「寂しくないように、お花で埋め尽くしてあげたい」 「まるで花畑で眠っているように送ってあげたい」そのようなご家族様の想いを大切にしておりますので、どうぞ安心してお花をご用意ください。
他施設をご利用の場合、火葬炉の性能やルールによっては花の量に制限があるため、ご心配な場合はご利用を検討されている施設へお問い合わせください。
お花屋さんで買った花束をそのまま棺に入れるのはNGです。以下の3点は必ず確認しましょう。

ペットちゃんの棺に入れる花選びで最も大切なのは、「飼い主様の感謝の気持ち」と「火葬時の安全性」の両立です。迷った際は、以下の3つの基準で選んでいただくと、安心してお見送りいただけます。
ユリ・ヒヤシンスなど香りの強い花は、以下の理由から多くの火葬場で推奨されません。
特に「カサブランカ」は避けたほうが安心です。
お別れの花は、花言葉を参考に選ばれる方が多いです。
花言葉を知って選ぶと、気持ちが少し前向きになります。
「散歩道に咲いていた花」
「うちの子がよく触っていた花」
「春生まれだから春らしい花」
このように、生活と結びついた花を選ぶと、とても温かい最期になります。
季節外れの花でも、生花店なら取り寄せ可能な場合があります。

もし花選びに迷われたら、「カーネーション」や「トルコキキョウ」などの淡い色の花を選んであげてください。これらは見た目が美しく、火葬のお骨上げにも影響が少ないため、最も選ばれているお花です。
※スクロールしてご覧ください。
| 花の種類 | おすすめの理由・特徴 | 花言葉の例 |
|---|---|---|
| カーネーション(白・ピンク) |
| 無垢で深い愛 |
| トルコキキョウ |
| 優美・永遠の絆 |
| スイートピー |
| 門出・旅立ち |
| ガーベラ(薄色) |
| 希望 |
| カスミソウ |
| 清らかな心 |
その季節ならではの花は、「この季節になるとあの子を思い出す」という大切なきっかけになります。
以下は火葬時にトラブルが起きやすいものです。
→ プラスチックや薬品が燃え、有害ガス・黒煙の原因に
→ 一部の火葬炉では燃焼が乱れるためNG
→ ペットちゃんの体を傷つける恐れ
火葬後の骨に付着する場合もあり避けるのが無難
→ 体毛や布に色移りする可能性
→ 花粉が体につくため避ける方が多い
本記事で「棺に入れるのはNG」としたお花(造花・濃い色の花・思い出のゴム製おもちゃなど)も、「火葬炉に入れない」だけであれば問題ありません。
棺に入れられなくても、そのお花に込めた「ありがとう」の気持ちは必ずペットちゃんに届いています。無理に諦めるのではなく、飾る場所を変えて供養してあげてください。

多くの生花店で、淡色の供花は当日購入が可能です。
夜間の場合は、スーパーの花でも問題ありません(※生花であればOK)。
迷ったら「白・淡ピンクの混合でお願いします」と伝えれば大丈夫です。
最愛のペットちゃんを失った悲しみの中で、火葬の準備やお花の準備を完璧に行うのはとても大変なことです。
「どんなお花なら大丈夫?」 「庭に咲いている花でもいいの?」 「費用は全部でいくらかかるの?」
そのような疑問や不安は、すべて慈光苑にお任せください。
弊苑は佐賀市・日蓮宗 賀昌院内にあるペット霊園です。お寺ならではの心安らぐ環境で、ご家族様の悲しみに寄り添い、大切なお見送りをサポートいたします。